持続可能な未来に向けて

ウール製品を着ることがサスティナブルな世界の実現に結び付くって本当?

いま、世界中で気候変動や地球温暖化が問題となっています。

私たちはできるだけ早く持続可能な世界を実現し、子どもや孫の世代にこの地球を引き継いでいく責務を負っています。

化学繊維から天然繊維へのトランジション

環境破壊の原因の一つとして、マイクロプラスチックによる海洋汚染があげられます。プラスチック製品やパッケージに目が向きがちですが、マイクロプラスチック排出量の35%は化学繊維からできた衣類の洗濯時に発生するといわれています。このまま海洋汚染が進んで魚がいなくなる前に、なるべく私たちの生活をシフトする必要があります。

その一つは、私たちが毎日着る服を石油由来の化学繊維から、生分解性のある天然繊維にシフトすることで貢献できます。コットン(木綿)、ヘンプ(麻)、シルク(絹)、ウール(羊毛)などが天然繊維です。これらは、究極的には土に還る素材です。

その中でもウールは機能性に優れ、環境にも優しい繊維として古くから人気でした。これからの世界でも重要は役割を占めることは疑う余地がありません。

なお、Thermowaveのパッケージも可能な限り紙を利用するように努めています。

close up photo of plastic bottle

どのような状況にも対応した1枚を持とう

ウールの特長として、吸湿速乾、抗菌、温度調節機能が挙げられます。その繊維の特長から、暑いときは身体を涼しく、寒いときは温め、濡れても水を含まないため身体を冷やすことがありません。つまり、ウールのシャツが1着あれば、夏でも冬でも1年中快適に過ごせるというわけです。

加えて、ウールは臭いのもととなるバクテリアに対する抗菌作用があるため数日着ていても汗臭くなりにくい素材です。これにより、洗濯の回数を節約できます。洗濯は水の消費量が多く、洗剤の海洋流出、マイクロプラスチック発生の原因となるため、回数削減はそのまま環境保全につながります。

「良いものを長く着る」という習慣

近年、ファストファッションに対するアンチテーゼとして「良いものを長く着る」という習慣が注目されています。

シーズンごとに新しい服を買って古い服を捨てるのではなく、良いものを5年、10年と着ることで環境負荷が大幅に軽減されます。

その際に重要なのは「見た目よりも素材に注目する」ということです。本当に質が高いものは長持ちします。

Thermowave製品はファストファッションブランドの服に比べると高価かもしれません。しかし、それはそれだけの素材を使用し、手間暇をかけてしっかりと作られているからです。価格であきらめないでください。

絶対に安い服よりもあなたを彩り、安心を与え、長く着続けられる製品です。